ご挨拶
謹啓
この度、医学生物学電子顕微鏡技術学会第37回学術講演会及び総会を開催する運びとなりました。当初、2020年5月に予定しておりました金沢医科大学(石川県)を会場としての開催の予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、現地開催は行わず、オンラインによる開催となります。
本学会は、医学生物学における電子顕微鏡技術の向上と維持発展に寄与することを目的に、昭和63年に「医学・生物学電子顕微鏡技術研究会」として正式発足後、平成13年より「医学生物学電子顕微鏡技術学会」と改名しました。そして、平成17年に有限責任中間法人「医学生物学電子顕微鏡技術学会」として登録し、平成20年に一般社団法人「医学生物学電子顕微鏡技術学会」に移行し、現在に至っております。この間、本学会は学術集会や実技講習会を開催し、電子顕微鏡技術を通して広範な学問領域の研究者の交流の場として発展してきました。
第37回では従来の基本技術の継承に加え、近年進展の目覚ましい再生医療での応用などに重点を置いた「電子顕微鏡技術 〜次のステージへ〜」をメインテーマに、多分野の人々が参加できる学術講演会を目指し、稔りある成果をあげるために鋭意準備を進めております。
本学会の運営につきましては、出来るだけ簡素を旨といたす所存でございます。また、その経費は参加者からの会費を主体に考えておりますが、必要経費を賄うには十分ではござません。本学術講演のプログラムを充実させ、高い成果を得るためには、各方面からのご支援をお願いせざるを得ない状況にございます。
つきましては、諸費ご多端の折、誠に恐縮ではございますが、本学術講演会の趣旨をお汲み取りいただき、格段のご高配を賜りたくご協力の程、宜しくお願い申し上げます。
謹白
2021年6月吉日
医学生物学電子顕微鏡技術学会 第37回学術講演会および総会 実行委員会
会 長 石垣 靖人 (金沢医科大学 総合医学研究所)
実行委員長 古賀 博則 (石川県立大学生物資源環境学部)
副 会 長 永山 元彦 (朝日大学 歯学部口腔病理学)